トンバイ塀のある景色
有田町の裏側 トンバイ塀通り
この辺り、有田の裏通りは「トンバイ塀裏通り」と呼ばれています。この辺りの裏通りは特に狭く、地元の車がすぐ横を通りますので、そのような車にどうぞお気をつけください。
こちらは有田でしか見ることができないものです。お隣の福岡県の博多には博多塀という塀がありますが、これは戦乱で荒れ放題になった町の残骸を豊臣秀吉が再利用するように命じて作られたものです。
一方トンバイ塀は江戸時代、窯に使われていた耐火煉瓦を赤土に埋め込んで作られています。トンバイとはこのレンガを指します。耐火煉瓦とはいえ、高温にさらされて耐用年数は10数年で、ボロボロになった窯は壊されます。その時にでたレンガ、窯の道具などを一緒に埋め込んでリサイクル(再利用)します。